アメリカでの散髪は気をつけろ - 『やがて哀しき外国語』 村上春樹 著 - 靴ひも

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アメリカでの散髪は気をつけろ - 『やがて哀しき外国語』 村上春樹 著 このエントリーのはてなブックマーク数

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やがて哀しき外国語 (講談社文庫)やがて哀しき外国語 (講談社文庫)
(1997/02/14)
村上 春樹

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初めてプリンストンを訪れたのは1984年の夏だった。F・スコット・フィッツジェラルドの母校を見ておきたかったからだが、その7年後、今度は大学に滞在することになった。2編の長編小説を書きあげることになったアメリカでの生活を、2年にわたり日本の読者に送り続けた16通のプリンストン便り。

村上春樹はエッセイこそ素晴らしい、という人がいるが、概ね同意である。
彼のエッセイは下手な作家の長編を読むよりも面白い。そしてこの本も例外ではない。

アメリカのプリンストンを始めとした海外生活を通して感じたことをまとめたのが本作。小難しいことは書いておらず、アメリカの床屋の話とか、大学の話とか、もちろん彼の愛するジャズや走ることについての話しなど、内容は多岐に渡る。そのどれもに春樹らしい、なぜか一本筋からは外れてしまう考えが面白かった。アメリカって変な国だなあ、と思うし同時に、日本って変な国だなあ、と感じる。

多分、彼の描く事柄や作品(特にエッセイ)がすんなり入ってくのは、それを彼自身が実際に彼自身の肉体で手に入れてきたものだからなんだろうと思う。小説家というよりは一人の人間として読める。ある物事を見るにしても、独特の哲学でもって捉え、それを書くから、どうでもいい事柄が「春樹っぽく」なる。

マラソン大会の開会式で不機嫌顔の春樹を想像すると妙にリアルに想像できて笑えます。各お話が短いのでサラッと読めた。

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