Macの移行アシスタントに関するトラブルと対処法
Macには「移行アシスタント」というアプリがある。これは新しくMacを買い換えたときに、古いMacの各種設定を新しいMacへ簡単に一括移行できるというもので、わざわざ前の環境を再構築しなくて済むというMacならではのアプリだ。今回MBAを新しく買った際、この移行アシスタントを利用したんだけど、その際起こったトラブルと対処法について。

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◆具体的にどの時点で、どんなトラブルが起こったか
MBAを立ち上げセットアップする際に起こったトラブル。前提条件としてMBAにはFirewireが接続できないので、移行アシスタントにはネットワークを介する必要がある。自宅のネットワーク環境は光接続だけど、無線接続には古い無線LANルータを使用しているので11nが使えない。よって無線は貧弱。このことからイーサネットアダプタを一緒に購入しようと思っていたけど、在庫がなかったことから買えなかった。
で、どんなトラブルが起こったかというと、上の画像の通り、「ほかのコンピュータを検出中」の画面から動かなくなった。自分の原因として考えられるのは、ネットワークが貧弱というよりも、無線ネットワークそのものに接続できていなかったこと。初回セットアップ時は具体的にネットワーク接続状況が確認できないことが関係していた。
◆対処法
初回セットアップ時の移行アシスタントは諦めて、とにかくセットアップを終了する。初期設定でMBAが立ち上がった後、AirMacで無線ネットワークに接続できたことを確認してから移行アシスタントを行う。これで自分の場合は元データのあるiMacを検出して移行が行えた。もちろん、すでに書いたようにネットワーク環境は貧弱なので時間はかかったけど…。
これからMBAを購入する、且つ自宅の無線ネットワーク環境が貧弱だという人は一緒にイーサネットアダプタを購入することをオススメする。もう速度とか時間とか段違いですから。
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