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ONE PIECE 1 (ジャンプ・コミックス)ONE PIECE 1 (ジャンプ・コミックス)
(1997/12/24)
尾田 栄一郎

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普段マンガはほとんど読まない人間だけど、『ワンピース』だけは毎週欠かさず読んでいる。

作者の尾田栄一郎さんはメディアに顔を出さないことで有名ですが、彼が唯一(?)出演したラジオ(Podcast)があって、それがスタジオジブリのプロデューサー、鈴木敏夫さんが制作されている『鈴木敏夫のジブリ汗まみれ』という番組。今までは『ワンピース』のファンでもなかったしスルーしてたんだけど、今更ながら聴いてみた。すると、なんとなく「なぜワンピースが日本人にウケるのか」が垣間見れた気がする。内容は基本的に鈴木さん、尾田さんそれぞれの好きな映画について。

鈴木さんは『ワンピース』の第一印象をこう表現している。

鈴「本当のこと言うと、『ワンピース』を読んだ最初の感想は“なんだコレ、ヤクザ映画だな”と思ったんですよ(笑」
尾「だったら是非今回の映画(ストロングワールド)を観てほしいですね(笑」
鈴「『ワンピース』って凄く日本的だよね、任侠ものだね、ハッキリ言うと」
尾「(新作映画は)討ち入りDNAに問いかけていて、雪の降る夜に討ち入りをするっていう(笑」
鈴「もうねえ、バカみたいなの、それが(笑」


『ストロングワールド』は数回観てるけど、この視点はそういえば完全に忘れていた。なるほど、確かにどう見ても『忠臣蔵』の世界だ。

今は少し変わってきているけど、前半の『ワンピース』の物語って大枠で見るとハッキリ言ってかなり単調で、それはバトルシーンで顕著に見られる。基本的な流れは、悪者一味に遭遇→悪者が悪逆非道、暴虐の限りを尽くす(読者が感情移入)→ルフィ激怒→戦闘開始→ルフィ一時離脱→麦わら海賊団ピンチ→ルフィ復活→勝利、みたいな流れになっている、気がする。ここに昔の回想シーンだとか、伏線だとかが綿密に絡み合って面白くなっていくんだけど、要はルフィが敵討ちをしてくれる流れに秘密があると思う。

日本人って昔から敵討ちが大好きで(年末には必ず忠臣蔵!)、時代劇でもおっかさんの敵だ、やれなんだで形は違えど、色々な敵討ちが展開されている。それってつまり鈴木さんの言う通り「任侠もの」で、僕もジャンプという雑誌の色がそういうものなんだろうと思ってたんだけど、ジャンプの「友情」「努力」「勝利」とはまた違った軸なのかなあ、と思ったり。

つまり、『ワンピース』が海外であまりウケないのは外国人にはこういう精神論めいたものが伝わらないし、理解出来ないのかなあ、と。でも日本人には小さい頃から「敵討ち」というか、大げさな意味ではないけど「任侠」精神が知らず知らずの内に刷り込まれていて、それとピッタリ合致する、のかもしれない。ワンピース論めいたものは他にもかなりあるので、僕はこの辺で。

『鈴木敏夫のジブリ汗まみれ』はiTunes storeで無料配信されているので、興味のある人は聴いていみて下さい。他にもGoogle社長、辻野晃一郎さんとの対談や「ポケモンvsジブリ」なんかは面白いですよ。

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