【書評】 『目立つ力』 勝間和代・著

2009.10.05 [ Edit ]

目立つ力 (小学館101新書 49)目立つ力 (小学館101新書 49)
(2009/10/01)
勝間 和代

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僕の性格が捻くれているのが原因だけど、前半の武勇伝は読む必要はないと感じた。サブタイトルに 「インターネットで人生を変える方法」 とあるだけに、最終目標ではブログ本出版などのビジネスチャンス (自己実現) につなげる、ということらしく、この辺からこの本と自分の “温度差” みたいなものを感じ始めた。しかし勝間さん、かなりのネットジャンキーぶり。(褒めてます)

まず書いておくと、この本は今ブログを持っている人向けではなく、これから自分のブログを持とう、書こう、っていう人向けかなと感じた。で、この本を読んで 「よし!自分もブログ、書くぞ!」 って思った人に一言忠告しておくけど、一般人がココまでブログに無限の可能性を期待すべきでない。最後のほうでは 「ブログやってたから病気が治りました!」 とか言い出しそうでヒヤヒヤした。

僕にとってブログとは、公開オナニーであり、異性とのセックスには発展しないものである。特にアクセス数を伸ばしたいと思わないと言えばウソになるけど、そこまで重要視してないし、訪問者さんたちと交流して素晴らしきライフハックを実現したいとも思っていない。そういう人ってけっこういると思うし、自己実現のためのツールとしてブログを書いている人にはいいかもしれないけど、僕みたいな種類の人間には不向きの本だった。

面白かったのは、一般的に相反するものとして見られているネト充とリア充は実は同じものなんだよ、という点だろうか。

実はブログだけを面白くするのはたいへん難しく、ブログを書き込んでいる本人の活動・行動がほかの人と差別化されていることが必要です。 (P.54)

冒頭ですでに自分のブログを持っている人には向かないと書いたけど、「面白いブログを書くための 20 のルール」 に関しては、当たり前のことではあるが十分読む価値はある。もう一度書いておくけど、ブログをある種のツールとして使っている人にはオススメ。僕みたいなタイプは読まない方がよい。

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