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【ネタバレ】 『黒笑小説』 東野圭吾・著 このエントリーのはてなブックマーク数

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黒笑小説 (集英社文庫)黒笑小説 (集英社文庫)
(2008/04)
東野 圭吾

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あらすじ (Amazon.co.jp)
東野圭吾が描く、「黒い笑い」
平静を装いながら文学賞の選考結果を待つ作家、内心では「無理だろう」と思っている編集者――。文壇事情を皮肉たっぷりに描く短編の他、笑いをテーマにした作品を収録した傑作短編集。

■ 感想


“黒い笑い” つまり “ブラックユーモア” ですね。実は東野圭吾さんの本を読むのはコレが初めてです。内容も非常に読みやすく、面白い。十三編の短編が収録されているんだけど、一編が三十項前後だから、二時間もあればサクッと読み終えられます。彼って、もっとお堅い作家さんだと思ってましたが、なんだか独特のユーモアセンスをお持ちですね (笑)。

■ もうひとつの助走~選考会


前半は連作短編形式になっていた。作家と編集者、それぞれの 「内心」 が笑わせてくれる。でもゲラゲラ笑う類の笑いじゃない。ジャンプに連載されている 『バクマン』 の小説版って感じですかね。なんていうか、日本人が書きそうな小説だなぁ、と感じました。

躊躇っているふうに装っているが、彼の心の中では引き受ける気満々である。
ただ、あまり簡単にオーケーを出してしまうと、いかにも喜んでいるみたいだと思われそうで、というより喜んでいることがバレバレになるので、ちょっと勿体をつけているにすぎない。

こういった 「空気の読み合い」 というのは、日本人なら日常茶飯事の出来事であり、暗黙的に要求される事柄ですよね。だから、海外作家にはあまり出てこない発想かなぁと感じました。

■ 巨乳妄想症候群~モテモテスプレー


なんていうか、ココで彼に対するイメージが音を立てて崩れ落ちた気がします (笑)。下ネタ全開の 「巨乳妄想症候群」 は一人でも多くの男性に読んでほしい!
やっぱり、おっぱいって哲学ですよ。(20代男性)

■ その他


他にも 「笑わない男」 も面白かったですね。あのオチは何気に黒い。というか黒いと言えば 「シンデレラ白夜行」 でしょうか。なんかグリム童話に登場しそうなお話でした。
文章が会話主体なので、非常に読みやすかった。コレは本を最近読み始めた人なんかにオススメしたくなる作品ですね。オススメ。

■ 関連リンク
怪笑小説 (集英社文庫)
毒笑小説 (集英社文庫)

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