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【ネタバレ】 『天使と悪魔 (上・中・下)』 ダン・ブラウン・著 このエントリーのはてなブックマーク数

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天使と悪魔 (上) (角川文庫)天使と悪魔 (上) (角川文庫)
(2006/06/08)
ダン・ブラウン

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あらすじ (Amazon.co.jp)
ハーヴァード大の図像学者ラングドンはスイスの科学研究所長から電話を受け、ある紋章についての説明を求められる。それは十七世紀にガリレオが創設した科学者たちの秘密結社“イルミナティ”の伝説の紋章だった。

先頃映画化された話題作ですね。『ダヴィンチ・コード』 の後の映画化ということで、 『ダヴィンチ~』 の続編と捕らえている人が多いかもしれませんが、“ロバート・ラングドン教授シリーズ” の出発点はこの作品に当たります。

この作品はまず、どう読むかというのが重要になってくる。つまり 「歴史ミステリー」 と読むか、「単なる (サスペンス) ミステリー」 と読むかという点だ。多くの人は 『ダヴィンチ~』 の後にコレを読んでいるだろうから、当然大方の人は前者の比重が大きくなる。

自分の場合、そういう探求は抜きにして単純にストーリーとして面白いかという観点で読んでみた。つまり、どちらかといえば後者の視点だ。そして結論からいえば、とても面白かったです
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天才科学者が何者かに惨殺され、胸に奇妙な焼印を押されて発見される。その事件から端を発し、次々に事件が起こっていき、その過程でキリスト教社会に隠された真実が浮かび上がるという、それって 『ダヴィンチ~』 のまんまじゃんとツッコミたくなる作風。

基本的に自分はキリスト教の隠された事実が~で~で、なんて書く気はない。そんなことを信じるか信じないかは、あくまで読者次第だからだ。しかし、そういったスパイスを抜きにして読んでも、この作品は非常に面白かった。『ダヴィンチ~』 はそれを抜きにしたときに残るストーリー展開が、あまりにもクソだった。

この作者はどうも助走段階が長い。そしてそれがクソ面白くない。物語を盛り上げるための基礎段階とはいえ、上巻でやめてしまった人も多いんじゃないだろうか。はっきりいって、~が実は~に所属していた!なんてことはどうでもいいことだ。そんなことは専門的な学会にでも提出しとけ、と言いたい (まぁ、それがないと展開が成り立たないわけですが・・・)。

しかし、ラストの二転三転する怒涛の展開。あそこは読んでいて非常に気持ちよかった。見せ方が上手いなぁ。暗号解読→反物質の爆発→首謀者の正体、という展開はまさに手に汗握る展開。個人的には首謀者はバレバレじゃないかなぁとは思ったけど (笑)。
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人って困ったもので “ココだけの話” が好きなんですよね。つまり、ある “秘密” を知ってしまうと本能的にそれを誰かに教えたくなるんですよ。この作品には確かにそういう “秘密” が散りばめられています。でもそういうスパイスを抜きにしても十分に成立する面白さがあることを強調しておきたいです。
あと実際の美術作品の写真を見ながら読むとさらに楽しめますね。
『ダヴィンチ~』 よりは断然面白かったです!でもあんまりオススメしない!

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