さぶぷらいむろーん

2008.10.21 [ Edit ]

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なんだかこの問題も平仮名で書くとなんとも間抜けな気がするな。ろーんって。
今日ボクが経済学部生ということで、バイト先の方からこの問題がどういう問題なのかという質問をされました。やっぱりまだよく分からないという人が多いみたいですね。
名前ばかりが使われていて、あんまり人に聞けないことなんですよね。知ってて当然というか。今回はこの問題を分かりやすく書いてみたいと思います。
少々長いですが、かなり初心者向けですので悪しからず。

Wikipedia : サブプライムローン
サブプライムローン(米:subprime lending)とは、主にアメリカ合衆国において貸し付けられたローンのうち、優良顧客(プライム層)向けでないものをいう。
道機関ではしばしば低所得者向けローンとの説明がされ、低所得者に多額の貸し付けを行ったというニュアンスで取り上げられるが、厳密には通常の住宅ローンの審査には通らないような信用度の低い人向けのローンである。


まず語源ですが、「プライム(prime)」 というのは 「優良」 という意味です。
「サブ(sub)」 はここでは 「その下」 と訳されます。直訳で 「優良の下」 。このことから日本では 「低所得者向け」 と訳されています。

仮に自分がお金を貸す銀行側、または業者側だとして下さい。
もし所得の低い人がお金を借りに来たら素直に貸しますか?普通貸しませんね。
そこで登場するのが 「サブプライムローン」 です。
住宅ローンの会社なんかがこのローンでお金を貸します。

一部でいわゆる闇金と呼ばれる業者が高額な利子で貸しますよね。
このローンも一般より高い利子率になってます。
普通の貸し借りよりリスクが高くなるので仕方ないのでしょう。

当時のアメリカというのは景気も良く、住宅価格もグングン上がってました。
住宅ブームと呼ばれるものですね。この問題はこの住宅価格がこのまま上昇していけば、これほどの問題にはならなかったと思います。(これも問題点ではある)
住宅価格が上がっているので、低所得者であっても、例えば 「やべ!金なくなった!」 となってしまっても家を売れば買値以上の値段になり返済できたんですね。

このサブプライムローンについてはその担保信用保証が以前から問題になっていたが、米国の格付け企業が中古住宅価格の上昇を前提に高い保証を与えて安心感を与えていた。しかし、2007年夏頃から主に住宅ローン(狭義のサブプライムローン)返済の延滞率が上昇しはじめ、とうとう住宅バブルがはじけた。


しかし世の中そんなに甘くない。住宅価格上昇が止まります。
ココまで読めば低所得者が返済不履行に陥るのは簡単に想像できますね。
しかしココで一つの疑問が生じます。
「アメリカの低所得者が金を返せなくなるのと、今の世界の株の大暴落と一体何の関係があるんだ?」 という疑問です。

話しを戻しますが、ローン会社もバカじゃありません。
こういった場合を考えてリスクを転嫁する術を考えます。
ローンということはつまり、「貸せば返ってくる」 という前提に成り立っていることです。
よって会社はこのローンをまとめた商品として証券化しました。
「貸したお金を返してもらえる権利」 を売ったわけですね。
それに世界中のファンド、投資家が投資をしてくるわけです。

※ファンドというのは色々な人からお金を集めて、代わりに投資業務をする仕事です。
日本語では 「投資信託」 と呼ばれているものですね。CM とかでやってます。

さて住宅価格が下落し始めました!これの原因は皮肉なのか住宅価格の上昇が原因だと考えられます。上がりすぎて誰も買えねーよ、ヴォケ!というわけです。
低所得者はお金を返せません!\(^o^)/ オワタ
これの返済不履行が、いわゆる 「焦げ付き」 と呼ばれるものです。

焦げ付きの増加はサブプライムローンを証券化した商品の価格の急落を招きます。
例えば自分がファンドにお金を預けてる立場とするとどうしますか?
「これは、下手したら金が返ってこねーぞwww」 ってなると思います。
そこでファンドに預けたお金の返還を要求する声が増えます。
ファンドはお金を調達するため所有している株なりなんなりを売りまくります。

そろそろ勘の鋭い人なら分かってくると思います。
市場には 「需要と供給」 というものがあり、需要が多いのに供給が少ない場合、物の価値が上がり値段が上がるのですが、供給 (この場合株の売却) が多く需要が少ない場合、物の値段は下がります。

このサブプライムローン問題の場合、全世界のファンドなり投資家に証券化した商品を売っていたので、その影響は全世界に及び、今株価が大暴落を起こしています。
アメリカのローン問題が日本にまで影響している理由が分かったでしょうか?

今回は初心者向けということで経済用語も最小限で書きました。
本来もっと理由があるんですが、これは難しいので書きません。
正直間違ってるかもしれませんが、大枠はこれで合ってるはずです。

覚えていて欲しいのは、「今自分が生きている世界でいかにスゴイことが起こっているのか」 ということです。いかにスゴイ時代を生きてるかということ。たぶん今世界で起きている問題は未来の社会の教科書とかに載るぐらいのレベルです。
「サブプライムローン問題を 200 字以内で説明しなさい」 とか出てきそうだ (笑)
これから世界の金融はどうなっていくんでしょうね。うーむ。

Comment

何このブログwww
サブプライムローンはやる夫で補完してたけど、これも読み応えあったぜ!

前も書いたけど、自分の中でブログってのは (超私的な) 日記とかじゃないんだよな。ある人に有益な情報を提示するというか・・・。
とか言って有益な情報なんか書いてないけどw

やる夫で学ぶか!確かにあれは分かりやすいな!

いや、それを踏まえた上でも突然このジャンルの語りが出てくるとは思わなかったもんでw

でも過去見返したら政治の話もあったな。いいぞもっとy(ry

なんでもありってかw
まぁ日本のブログなんて大部分はそんなもんだ。

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